髙橋千典（伊勢市）

2024年9月1日 2024年9月5日

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伊勢市地域おこし協力隊　高橋千典（たかはしちふみ）

伊勢市地域おこし協力隊
高橋千典（たかはしちふみ）

【市町村】
三重県伊勢市

【活動拠点】
神楽サロン有限会社

【ミッションの種別】
観光

【ミッションの内容】
観光魅力創出
伊勢の新しい観光を創出し、観光課題の解決を目指す

【生活環境】
＃地⽅の市街地
＃観光地に近い
＃地方の中では利便性が高い

【隊員期間】
2022年 3 月～ 2025年 2 月

【出身地】
埼玉県

協力隊になったきっかけ

前職は教育旅行専門の旅行会社に勤務していました。しかし、コロナにより職場環境が激変。これを機に、自分が本当にやりたいと思っていた「日本を元気にする」ことに挑戦しようと思い、退職をして独立することを考えました。とはいえ、独立してもちゃんとした収入源がないと生きていけないと思ったので、委託事業のようなものを受けることができれば…と漠然と考えていました。そんな折、2021年の9月に知人に誘われて伊勢神宮に参拝に行きました。それが人生3度目の伊勢神宮参拝でした。参拝する前に、初めて伊勢神宮のことをちゃんと学んでみたところ、「日本にこんな素晴らしい場所が残されていたのか」と感銘を受けました。そのとき、日本の子どもたちに伊勢に学びに来てもらい、堂々と世界に飛び出してもらえるような教育旅行を作れたらいいなと、ぼんやりと思い描きました。その後、別の知人にこれからやりたいと思うことを話してみたところ、「地域おこし協力隊が向いているのではないか？」とアドバイスをもらったのでGoogle検索してみたところ、たまたま伊勢市が地域おこし協力隊の募集をしていました。「これは何かのご縁なのでは」と感じ応募しました。伊勢神宮に参拝に来たことで、もしかしたら伊勢市とご縁が結ばれたのかもしれません。

協力隊活動内容

1年目【旅行事業立ち上げ】

THE KAGURA SALON TRAVEL AGENCY TRAVEL ROUNGE

①神楽サロン有限会社に入社し、会社の一事業として新たに旅行事業部門を立ち上げ、三重県に旅行業登録を行いました。
②地域資源の発掘をするため、伊勢神宮125社を全て回ったり、地元の事業者との関係性を築いていったりしました。
③友人・知人を招き、伊勢志摩エリアでテストツアーを実施しました。
④ホームページや会社案内の整備など、自社を紹介できるツールの準備を進めました。

2年目【ガイド育成のスタート】

①旅行事業の取り組みの一環として、ガイド育成の必要性を認識。ガイドに興味のありそうな知人に声をかけ、自前で研修をスタートしました。
②広報いせに活動内容が掲載されました。それにより、自らガイドをやりたいと思う人が研修に参加し始め、地域の人を巻き込んだ活動ができるようになりました。

3年目【事業内容拡大】

"①徐々に事業の認知が広がり、ガイド業務の受注や旅行プランの作成などの業務を受け始めることができるようになりました。
②プレスリリースを出したことによろい、地元紙に活動内容が掲載されました。
中日新聞：https://www.chunichi.co.jp/article/856671
伊勢新聞：https://www.isenp.co.jp/2024/03/13/107378/
③自前で行っていた研修事業をさらにブラッシュアップし、本格的なガイド育成に関する事業の取り組みの検討を開始し始めました。
④伊勢市に貢献できる新たな取り組みを、行政機関などと協力しながらスタートする予定です。"

隊員が紹介する地域の魅力・おすすめスポット

【伊勢神宮125社】
伊勢神宮は外宮・内宮のほかにも多数の神社があり、125社の集合体となっています。摂社・末社・所管社と呼ばれる小さめの神社は、伊勢市内外に点在しており、それぞれ独特の雰囲気があります。中でも個人的にお気に入りなのが粟皇子神社（※写真は神社そばにある海辺の風景）、朽羅神社（田んぼの中にある森の風景）、宇須乃野神社（境内に大楠がある）です。125社を巡って、お気に入りの神社を見つけてみるのがおすすめです。

指導できるスキル

【旅行業法・旅程管理について】
旅行実務経験があり、総合旅行業務取扱管理者資格と旅程管理主任者資格を持っているため、概要を指導できます。※詳しく学びたい方は専門の学校に行くことをおすすめします。
【ガイド手法について】
お客様に観光地を紹介する際のガイド手法を指導できます。

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