中尾拓哉(明和町)

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【市町村】
三重県明和町

【活動エリア】
三重明和インキュベーションセンター

【ミッションの種別】
定住・移住・空き家利活用

【ミッションの内容】
定住移住促進・空き家対策を伴うワンストップ窓口の設置・運営

【生活環境】
#地方の市街地
#利便性が高い
#子育て充実
#家庭菜園
#観光地に近い

【隊員期間】
2022年 7 月 ~2025 年 6 月(予定)

【出身地】
京都府

協力隊になったきっかけ

協力隊になったきっかけ

三重県尾鷲市地域おこし協力隊として「移住・定住、空き家バンク運用」のミッションを3年間務めた後、空き家を使って宿泊施設を作り、約2年間は個人事業主として活動しておりましたがコロナを機に仕事が低迷したこともあり、次の仕事を探していると明和町で尾鷲市で自身がやっていた活動と同じミッションでの募集があり、過去の実績から明和町でも展開をしてほしいということで誘っていただけたことから応募しました。

三重県では地域おこし協力隊を2回目するといった事例が1件もないこともあり、私自身が事例となり、卒業後に定住する1つのモデルケースになれればと思い、2回目の協力隊として活動する決断をしました。

協力隊 活動内容

協力隊 活動内容

移住促進の取り組み

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 三重県明和町が伊勢志摩定住自立圏の一部であることから「伊勢志摩エリア」として、他市町と合同で移住促進の活動をしています。移住促進のイベントにおいて、相談対応等を担っています。※伊勢志摩定住自立圏エリア(伊勢市・志摩市・鳥羽市・明和町・玉城町・南伊勢町・度会町・大紀町)

一つの町として点で行うのでのではなく、エリアとして面での活動を中心に行っています。移住者目線からするとさほど違いのない行政の線引きを気にする事なく、エリアとして選ばれるように取り組んでいます。明和町内の活動としても「住まい」や「仕事」で他部署と連携して、情報発信や移住促進に繋げる活動をしています。 

空き家バンク

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 明和町の空き家バンクの促進・活用のため、ホームページを一新しました。明和町の取り組みとして360度カメラの撮影を行うようにしました。現地での内覧する前に、物件の実際と近い状態を自宅にいながら見れるようになっています。また私自身で空き家の物件調査や現状把握を行い、空き家相談で利用希望者の悩みに対応できるようにしています。そうすることで少しでも購入後のミスマッチを無くしたいと思っています。
明和町空き家バンクページはこちらから(https://mie-meiwa-akiyabank.com

空き家利活用

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明和町の空き家を購入して、自身の退任後の活動拠点にするべく、なるべく自身の手でDIYをしながら修繕を行なっています。物件の状態がかなり悪く、雨漏りも多数あり、荷物や残置物も大量にありましが、なんとか空き家の利活用の例として、町の活性化につながるように取り組んでいけたらと思っています。完成は令和7年夏頃を予定していますので、また報告します。

地域おこし協力隊をサポートしてあげたい

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今まで培ってきた、知識・経験・技術をこれからの協力隊の方々に提供していきたいと考えています。また協力隊同士が交流できる場作りや、研修や勉強会の実施など、協力隊の経験者としてOBOGや現役協力隊や行政担当者をサポートできる体制を三重県でも作っていけたらと思っています。

2024年4月より一般社団法人三重県地域おこし協力隊サポートデスクを設立。三重県内の地域おこし協力隊をサポートする活動を開始しました。

卒業後の活動

卒業後の活動

・一社社団法人三重県地域おこし協力隊サポートデスク 副理事
・NPO法人 おわせ暮らしサポートセンター 副理事
・合同会社TaNaT 代表社員
・三重県尾鷲市地域おこし協力隊OB
・三重県明和町地域おこし協力隊OB 

地域おこし協力隊の経験を通じて様々な活動をこれからもしていきたいと思っております。
引き続きよろしくお願いします。

隊員が紹介する地域の魅力・おすすめスポット

隊員が紹介する地域の魅力・おすすめスポット

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明和町は1年を通して気候が良く、平地が多く、空が広い、そのため日照時間が長いです。田畑が多いエリアで、地下水が綺麗で、米どころとしても有名です。近年は住宅分譲地が増え、多くの子育て世帯の引っ越しが増えてきています。中秋の名月の日に開催される観月祭(写真左)では夜でも子ども達がはしゃいで走り回る姿をみて、治安の良い町だと感じました。交通の便が良く、近隣市街との利便性良い。海から少し離れれば災害地区域外エリアが多いので安心して暮らしています。令和の時代に小学校や中学校が新設されるなど子育て環境にはとても良い町として明和町を選びました。

指導できるスキル

指導できるスキル

○移住促進の対する知識・経験・相談対応
 (実績:2017年から移住に関する取り組み実績あり。内容は上記または尾鷲市の活動内容に記載)

○空き家に関する知識・経験・利活用相談対応
 (実績:移住体験住宅、宿泊施設、飲食店、コワーキングスペース、賃貸住宅用など合計15件ほどの空き家利活用を行ってきた)

○空き家バンクの運営・調査・相談対応
 (実績:ワンストップ窓口、相談事務所の設立・空き家バンクの運営経験・現地調査・間取りの作成等)

○地域おこし協力隊の募集・受入サポート
 (実績:中間支援事業として今まで20名ほどの着任をサポート。)

○協力隊サポート業務
 (実績:協力隊の研修、交流会、勉強会、相談窓口など)

関連リンク

関連リンク

ホームページ:明和町空き家バンクページ(https://mie-meiwa-akiyabank.com